勿忘草

文章を書くことは苦手です。

拝啓 田口淳之介


私がジャニーズ、もといKATーTUNを追っかけ始めたのは、奇しくも2013年11月29日、田口淳之介が28歳になった日でした。

帰宅したら妹に「Mステに蘭丸くん出てた!すごいかっこよかった!」ってDS(当時携帯を持ってなかった)で撮った写真を見せられて、恋に落ちたと言っても過言ではない程に撃ち抜かれたのが始まり。

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それがこちら。

かっこよすぎて妹のDS画面を写メった後、数日間はTwitterで画像探しの旅に出て保存しまくるくらい夢中でした。

そっからKATーTUNのことを知って、いろいろ雑誌やらCDやら買い漁り、関係性や性格など知っていき、今は中丸担に落ち着いてます。

まぁ、そんなん田口はただの顔ファンだったんじゃんと言われれば確かにそうなんですよ。

でも田口くんは私にとってジャニーズに出会わせてくれた人なんです。


ロボットみたいに寸分の狂いも無いような綺麗なダンスが好きでした。
ハモっている優しい歌声が好きでした。
目がなくなるくらい細めて笑う笑顔が好きでした。
振りつきのくっだらないギャグが好きでした。

KAT-TUN田口淳之介が、大好きでした。

こうして、過去形で話さなければいけないことが、とてもつらく、悲しいです。



あの悪夢のような11月24日からあっという間に4ヶ月が過ぎました。

悪夢だったら良かったのにとずっと思っていたのに、悪夢は正夢のままでした。

正直、このジェットコースターのような4ヶ月で田口くんがいなくなることを受け入れ始めています。

最後の少プレ、最後のMステ、最後のタメ旅。
どれも最高で、有終の美を飾るという言葉そのままでした。
4人は終わって、3人になるんだと理解できました。

でもね、やっぱり田口淳之介KAT-TUNからいなくなるって思うと寂しいんです。
まだ、夢であってほしいんです。
明日はちょうどエイプリルフールだから、「ウソウソカワウソ」って笑って欲しいとか考えるんです。



発表してからの4ヶ月間、君は寸分の狂いもないアイドルでした。
笑顔も、ダンスも、人柄も、全部元々の田口淳之介で、アンドロイドじゃないかと疑うくらいアイドルを演じていました。

でもきっとそれは、脱退を意識し始めたであろう去年の春からですよね?

人生で一番長い付き合いの友達との仕事を辞めたい、だなんて相当な原因があったんだと思います。

でも君はそれを顔に出しませんでした。

上田くんが言っていた精神的に弱ってた夏の時期も、変わらずにKAT-TUN田口淳之介を演じ続けていました。

つらかったでしょう。脱退したい気持ちを隠しながらアイドルを演じるのも、発表後世間からの色眼鏡を向けられながらアイドルを演じるのも。

私は田口くんに辞めて欲しくありません。
でも、辛い思いをしてアイドルを演じ続ける田口淳之介を見たくはありません。


今日ここで、気持ちに折り合いをつけようと思います。
きっとまだ君のことを思い出して泣いてしまうかもしれないけど、私の中で4人のKAT-TUNを終わりにします。

前を向くことが君への恩返しになると信じて。


今まで楽しませてくれてありがとう。


KAT-TUN田口淳之介が大好きでした。


大好きだから、沢山の犠牲を残して辞めていく君の今後の人生が幸せじゃないと困ります。


KAT-TUNじゃない君が、KAT-TUNであった時の君よりキラキラ輝いていますように。


君のユメと私のユメは一緒ではなかったけれど、変わらずに応援しています。


敬具